大祖国戦争を勝利に導いたT-34シリーズの中で、時々スポット生産されているチェリャビンスクタイプです。 作るのはいわゆる1942年型でも 1943年型でも良かったのですが、チェリャビンスクにはロシア兵２体と 対戦車ライフルなどのおまけがついているのでこれを選びました。
　連結履帯やエッチングパーツを使えばもっと精密に仕上がるのでしょうが、使ったことが無いのと、 とにかく1/35の戦車を一つ作り上げたかったのでほぼストレート組みです。車体にある随伴兵士用の手摺は 0.5mm真鍮線で作りかえましたがもう少し太くても良かったようです。砲塔の手摺も真鍮線で作りかえるつもりでしたが、 取り付け部のパーツに穴を開けるのを失敗したので側面はパーツのまま、後部の手摺のみプラ版と真鍮線で修復。
　予備タンクはどちらかというとタンクがついていない方がいいので2つだけ取りつけましたが、タンクの 取りつけ穴や車体側面の穴を塞ぐのは結構手間がかかり、塞いだ後の成形がいま一つです。
　ドライバーズハッチのペリスコープガードは開状態なので、内側にランナーの番号部分から適当に切り出した プラ片を接着してペリスコープに見たてているといういい加減なことをしています。ポリキャタピラはピアノ線で 押さえることにしましたが手順を間違えていま一つ押さえきれていません。
　塗装はなんか寒々しい色合いになってしまいました。

下地	フラットブラック(Mr.カラー)　エアブラシ
全面	ブラックグリーンを中心に調色(タミヤアクリル)　エアブラシ
汚し	フラットブラック＋薄め液(タミヤアクリル)　エアブラシ
ドライブラシ	ニュートラルグレイ、ダークアース、バフ(タミヤエナメル)
墨入れ	フラットブラック(タミヤエナメル)