タミヤの1/48を利用したミニ情景で、連合軍の反撃に撤退しつつ抗戦するドイツ軍の様子が出せれば・・・ というくらいの設定です。おわかりのように「第一景」と同じ場所で、時代が経過した大戦後期（末期？） という状態です。
　４号戦車は全てのスケールを通じて初めて完成させたキットになりました。1/48でも部品点数が多くて、 私にとっては作りごたえがありました。４号戦車を作っている最中にパンサーが発売されたのでこちらに 変えようかとも考えたのですが、パンサーはちょっと強すぎるイメージになるのでそのまま４号戦車に しました。４号戦車のクラシカルなフォルムが弱体化しつつあるドイツ軍に合っていると考えました。 また、他の戦車に比べてもチッピングやウェザリングを大目にしています。
　キューベルワーゲンは発売当時に買って、ハンドルを潰してしまってずっと放置していたもの。 真ちゅう線で適当に作りましたがちょっと径が大きかったようで運転手さんも困っています（笑）
　フィギュアは擲弾兵セットから。敵に直面してはいないけれど近くに迫っている緊迫した状態の つもりなのですが、キューベルの司令官はちょっとのんびりですかね。戦車長だけは国防軍歩兵セットから。 迷彩は展示会出品に間に合わせようといそいだため、ただの斑点迷彩になってしまいました。
　道路や煉瓦塀などは第一景と同様ですが、季節は秋〜冬のイメージです。

塗装：
　キューベルワーゲン、４号戦車共にクレオスのベースホワイト缶スプレーで下地を作り、 アクリルガッシュを調合したダークイエローをエアブラシしました。４号戦車はさらにレッドブラウンに 相当する色を吹き付けて迷彩にしましたが、所属部隊をはじめ考証的なことは何一つ考えていません。
　影色を吹き付けて彩度を落とした後でクレオスのフラットクリアを吹き付けています。