小学校、中学校の時分はプラモデル、鉄道模型、紙飛行機(ホワイトウィングス)など、とにかく工作が好きでした。
小さい頃によく作っていたのはタミヤの1/100ミニジェットシリーズで、当時100円という価格が主な購入理由でした。
その頃の私的良い飛行機の基準は、何故か「尾翼を下にして垂直に立つこと」で、ライトニングとミグ21が双璧
だったような気がします。もうキット自体は残っていませんが、私の故郷のトイレのドアには、余ったデカールを貼ったのが今でも残っています。
中学生になってからは主に1/35AFVを作っていたのですが、高校、大学になって画を描く方に時間をとられたのと、 バーリンデンの革新的な塗装をした作品の写真を見て、自分の作った模型がおもちゃにしか見えないことにショックを 受けてぱったり遠ざかりました。この時期に作ったキットも全て処分してしまっています。
とりあえずキットはAFV以外にもスターウォーズものなども含めてぼちぼち買い続けていたのですが、やっと買った エアブラシは画を描くためにしか使わなかったのでプラモデルは下手な手塗りの経験しかありませんでした。イギリスの 戦車が好きなので、タミヤがクロムウェルを発売したのをきっかけに復活しかけたのですが、 家庭の事情でお蔵入りになっちゃいました。
ところが、ある映画を観たことで複葉機そのものに興味を持ち模型を作りたくなったこと、父親が海軍兵学校出身なので パールハーバーから敗戦時の試作機あたりまでの日本海軍機を揃えてあげようかな、と思ったこと、2003年はライト兄弟の 初飛行から100年と言うことで飛行機の歴史をプラモデルで追ってみようかな、なんて考えて復活しました。
メインは1/48飛行機と1/35AFVです。ミニジェットを作っていた身としては1/48の飛行機(特にジェット機)はやけに 大きく見えるのですが、複葉機を作るとなるとこの位のスケールが必要なようです。レシプロ機は双発機以上が問題ですね。 タミヤかハセガワからライトフライヤーとかリリエンタールのグライダーとか、スピリットオブセントルイスなど1/48の キットを出してくれないかなあ。AFVはドラゴンやファインモールドなど、タミヤ以外のメーカーも楽しみです。 高価ですけれど外国製のレジンキットなどにも挑戦してみたいですね。駄作的戦車を作り続けたイギリスがやっぱり好きです。
まあ、ブランクがあるし今までも大したもん作ってないので、ささやかな復興を目指します。
2005追記 48のジェット機は大きすぎるのでなんとなく72も視野に入れています。