　5月19,20日に開催された静岡ホビーショーのモデラーズ合同展示会に今年も参加致しました。昨年はオービーズさんのブースでウェリントンを展示させて頂き飛行機モデラーさんとの交流が深まりました。今年はメイン所属の「週末模型共同組合」の他にきららさんの「フィン空クラブin静岡」にグラジエーターの出品でお手伝い。ついでに熊本トムキャッツの展示会を告知させて頂きました。
　昨年と違って前日に休暇を取れたので、10時に家を出てゆったりめのJR利用で17時過ぎに静岡着。そこですでに到着されていた住友さんたちと合流。そこで私は初めてお会いするピエール氏にご挨拶し、ついでにハンドルを改名したことを皆さんに伝えました。
　夜の展示会準備の前にまず食事に出かけ、とっちゃんと合流して居酒屋で乾杯して「準備は明日で良いよね」とそのまま宴会が始まってしまいました。さらにぞうさんと及川さん到着。ホテルに戻ってまたしばらく模型談義の後、明日の朝は早いからと解散（それでも12時を回っていたかな）。
　翌朝は6時半の会場搬入オープンに合わせて6時にホテルを出発。なんだか天候が悪く、ポツポツと雨が降るような朝。「静岡の初日朝はいつも天気が悪いよねぇ」と話しているとマクタロウさんと一年ぶりの再会。ネットで交流していると一年ぶりという気がしないですね。
　6時半に搬入して設営を行いほぼ7時半には完了。展示台も看板も次第に手慣れてきて手際が良くなった感じですね。その後、もう一つの展示ブースであるフィン空クラブに行ってみましたが誰もおらず、ぽつんと飛行機だけがおいてありました（笑）。まあそのうち誰かが来るだろうというノリで展示台にグラジエーターとトラクターを並べて週末のブースに戻り、みんなで向かいの喫茶店に行きモーニングを注文。これも毎年恒例になりましたね。
　昼まで週末模型共同組合とフィン空ブースの店番。フィン空ブースではせいもくさんと模型談義。熊本トムキャッツの展示会告知板を置かせて頂いたWINDSの風の友さん、だじゃれん坊さんにお礼を述べ、そしてオービーズのヴィさんに昨年お世話になったお礼を述べました。お昼ご飯はマクタロウさんと映画の話で盛り上がる。午後はまずメーカーブース、続いて展示ブースを見学したのですが、今年は何となく合同展示会はやや小粒なものが多かった印象です。どーんと目玉になるようなものが見あたらない感じだったせいもありあまり写真を撮っていません。ネット上で知り合ったエアプレン氏とご挨拶。夕方は早々に引き上げてホテル前の居酒屋で宴会。
　翌日も週末模型とフィン空ブースの近辺のみを中心にウロウロ。突然呼び止められて（笑）まっぴらさんとご対面し、その後作品を拝見。ブースで九枚笹さんと話をするものの、こういう場所の常ですがゆっくり会話することもままならず、帰り際に名刺をお渡しする機会も逸してしまいました。がらんどうさんとも一言二言、言葉を交わしただけで名刺を渡しそびれました。かさぱのすさんが持ってきたフィンランドの飴（グミ）を食べる機会には何故か恵まれるんだよなぁ～手渡してそのまま立ち去らないで・・・（笑）。
　九州まで帰る関係上、午後２時過ぎには撤収を始めるのでそれまでまた展示ブースやメーカーブースを徘徊。今年は買い物をする気はなかったのですが、イタレリのサハリアーナが2,500円で販売されていたので二つ買ってしまった・・・その他、飛行機の写真集を何冊か購入。

　名残を惜しみつつ、新幹線を乗り継ぎ在来線に乗り換え、夜10時に帰宅。昨年は出張直後のホビーショーで帰り着いたらぐったりしていましたが、今年は自分としてはある程度納得のいく作品を展示できたこともあって気力を充実させることができました。それではまた来年！

　このたび、ネット上での名前をgreenwolfから「高月　森」(コウヅキ　シン)に変更することにしました。以下はどうでも良い個人的な変更理由なので、お暇な方だけ目をお通し下さい。

　greenwolfという名前はサイトを開設する遙か以前、学生時代にイラストを描いていた時から使っていたものです。サイトを始めるにあたってこの名前を使うことに何の迷いもなかったのですが、最近、英語の名前にどうも気恥ずかしさのようなものを感じるようになりました。イラストを描いたときに隅っこにサインするのはgreenwolfで良いのですが、ネット上のお知り合いと実際に会った際に「グリーンウルフさん」と呼ばれるのは端で聞いているとかなり奇妙な感じがするのでは・・・と思い始めたのです。
　そこで少し前からgreenwolfを「碧狼」とか「翠狼」と読み替えようかとも考えていましたが、これも「へきろう」「すいろう」という日本語っぽくない武侠映画みたいな読み方だったので、全く新たに考え直して「高月　森」という名前にしました。

　これからネット上ではこの名前を使っていきます。これまでgreenwolfでお付き合い頂いた方々にはご面倒をおかけして申し訳ありませんが、アドレスなどに変更はありませんのでよろしくお願いします。

2007/5/21　追記
ネット上での表記は「高月さん」「シンさん」「森さん」どれでもオーケーですし、もちろん「グリーンウルフさん」でも無視したりはしませんのでよろしくお願いします。

　あけましておめでとうございます。

　年をとるにつれて一年が慌ただしく過ぎていき、まだ心の準備も自宅の掃除も全く出来ないままに新年を迎えています。車で１時間程度とはいえ実家に戻っておりますので、メールや年賀状への対応が遅くなりがちで失礼しております。

　昨年は２月の神戸UAMC、５月の静岡ホビーショー、６月の大分んモデラーズ、８月の熊本トムキャッツ、１０月の九州AFV、１１月の日田天プラと今までの模型活動の中で最多の展示会参加となりました。これに加えて５月には京都国立博物館で「鳥獣戯画」「信貴山縁起」の本物を見たこと、熊本で「生き人形」を再び見ることができたのが芸術面での大きなトピックでした。
　ただ、関西AFVの会、大分での田宮社長の講演会に台風や天候の関係で行けなかったのは心残りです。特に田宮社長にはB1bisの車体にサインを貰うつもりだったので・・・（笑）
　一方、あちこちに出かけた旅行費でフトコロは寂しくなり、それにも関わらず模型を買い続けるという状況はストックの増大をもたらし、そろそろ自制しなければとも思い始めています。

　それから、１１月になり「週末模型共同組合」で一緒に展示をしていた幻乃豹二さんが急逝されたことはショックでした。私より少し年上でいつも穏和に微笑んでおられたお顔が忘れられません。綿密な考証と工作技術に裏付けられた作品は、未完成ながら、未完成だからこそ素晴らしさが分かるもので、「これは塗装しないでこのままが良いですよ」というギャラリーからのコメントは氏の作品に対する最大の賛辞であったと思います。

　映画に関しては昨年の劇場鑑賞は４１本で、これでも観たい映画を逃したりしているのですが一応このあたりが限界のようです。本数を稼ぐために劇場に足を運ぶのは本末転倒で楽しみではなくなってしまうので、「好きな映画はちょっと無理してでも観る、そのかわり興味がないものはたとえ評判が高くても観ない」というわがままなスタイルで鑑賞を続けていきたいと思います。

　個人的には８月に一週間ほど入院して胆のうの摘出手術を受け、簡単な手術ではあったのですが大げさに言えば自分の人生を考え直す機会となりました。この年齢になって簡単に結論を出す訳にもいかないのですが、一昨年に母親が他界したことと今回の入院でこのままの人生でいいのかということは心のどこかにずっと引っかかっております。

　それでは今年もよろしくね。