第11回のテーマは「白」で、冬季迷彩や国連軍など工夫を凝らした テーマ作品もありましたが、やはり「白」は難しい題材なのか、 点数がちょっと少なめだったような気がします。
ただ、これは会場が展示用とミーティング用に二つに分かれ、 展示会場にゆとりができたためかもしれません。一般の作品も含めて 参加作品は昨年より多かったそうですが、ゆったりと見学することが できました。予約の関係で来年はまた１会場に戻るとのこと、 少々残念です。 私自身は、昨年までは個人的な参加という色合いが強かったのですが、 ちょうど一年前にこの会場で知り合った阜士III式さんをはじめ カーク３等陸士さん、熊人さん、satokenさんたちと気持ちのうえでは 「熊本組」としてグループ参加。これにきららさんが加わって ゆるっとした？模型の会が形成されつつあります。
今回のゲストはパンツァーグラフの金子氏とアーマーモデリングの 土居氏、模型関連のメーカーから和巧（紙創り）と新撰組の社長さんが 見えられていました。
土居氏からはアクリルガッシュで塗装している拙作に対して 「これを追求してください」という励ましのコメントを頂きました。 なかなか情景作品までたどり着きませんが、タスカのシャーマンは なんとか情景まで仕上げたいと思った次第。
最後の表彰式で、金子氏から阜士III式氏の情景作品に 「パンツァーグラフ特別賞」が贈られました。もともと設定されていた 賞ではないので記念の盾はありませんでしたが、これは金子氏が 阜士III式氏の作品に何かを感じ取られて急遽受賞が決まったのでは ないかと思います。受賞するまでずっと半信半疑だった阜士III式氏、 おめでとうございます（笑）
次回開催日は2009年10月25日(日)、会場はアクロス福岡でテーマは 「タイヤもの」。一度くらいはテーマ作品を出品したいものです。
 会場の様子。今年はかなりゆったりしてました。 |
 国連軍 テーマ作品「白」である国連軍。車両に加えてヘリコプターの ４点セットになっているのが良いですね |
 ドーラ 1/35でも異様を誇るドイツの80cm列車砲。数人がかりで製作、 会場でも分割パーツの組立が行われていました。 |
 ハーフトラック なんだか怪しげなハーフトラックですが、これは米軍車両にそれっぽい 装備と塗装を施した「コンバット」の撮影用車両の再現 |
 ブルムベア ４号戦車のバリエーションでドラゴンのキット 明るめの塗装がなかなか良い雰囲気です |
 マーダー３ 独特のヒョウ柄迷彩で塗装されています。おそらくこれは アクリル絵の具による作品ではないかと思います |
 シュトルヒ タミヤ1/48の飛行機による情景。橋の上と飛行機という 立体的な構造がおもしろいです。フィギュアの作り込みも見事でした |
 シュトルヒ こちらも砂漠をばく進する機甲師団とシュトルヒの組み合わせ モーターとボタン電池を仕込んでプロペラを回しています |
 金賞作品 これが今年の金賞作品。文句なし、という感じですね 桜の木、フィギュアなどトータルで完成度が高かったです |
 100t戦車 これは旧日本軍が構想？試作？した超巨大戦車 小松崎茂氏の描く架空戦記の秘密兵器と言った趣 |
 イタリアの装甲車 AB41ベースの装甲車だと思います。隣に並んでいたカーロアルマートと ともに燻されたような全体のトーンが独特でした |
 蒸気機関車 ミニスケールのSL模型ですが、戦車の数倍はあります 戦車は飛行機より蒸気機関車より小さいんだなぁ、ということを実感 |
 M26戦車回収車 ドラゴンワゴンのトレーラー部。M26回収車。トラックはクレーンや ウインチ、トレーラー接続部などメカ的な魅力が多くて好きです |
 二号戦車 この二号戦車ビネットは金子氏の作品です 後から「もっとよく見ておけば良かった・・・」と思っています |
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以下、地元のお仲間さんの作品  特別賞 これがパンツァーグラフ特別賞、阜士III式氏の情景作品です 民間人などのフィギュアを自作された力作です |
 ミニスケール情景 satoken氏のミニスケール情景作品。いろいろと珍しい難物キットも 使っているようです。一つの世界ができていて良いですね |
 KV-2 カーク３等陸士氏のKV-2。トランペッターのキット 戦車の荒々しい感じが見事な塗装技術で再現されています |
 パンサー AFVものを手がけてそれほど長くはないのに、この塗装の完成度 は素晴らしいと思う熊人氏の作品です。 |
 道標 道標を見つめるワンちゃんはきららさんの作品。 松ぼっくりを隣にディスプレイするセンスが素敵です |
 アクリルガッシュ 最後は拙作のアクリルガッシュ作品。フィギュアが無かったり 未完成だったりするんですが、たまには日の目を見せてあげたい |