いろいろなブースを見て写真を撮りましたが、個人的な嗜好のフォトレポートに なっておりますのでご了承下さい。
全ての作品で作者のお名前を把握しているわけではないのでその点もご容赦。
相変わらずイギリスやイタリアなどに偏った感じのレポート。
 昨年は日差しの強さをモノクロで表現していたピエール氏の、さらに進化した作品。 モデラーズ展示会の中でも白眉の作品だと思います。西部劇の夜のシーンを思い出しました。 |
 ジープやトラックの解説、そしてアニメ作家として有名な大塚康生氏の作品 おそらくはこのスカウトカーを作ることを心待ちにされていたのではないでしょうか。 |
 こちらはアーマーモデリングの土居氏の作品です。こういう何気ないやりとりが 作品に「生きた感触」を与えるのだなぁと感じた作品です。 |
 これはファインモールドがトヨタ社の配布用として作っている非売品ではないかと思います 私の職場にもプレゼントされたのですが、誰かに持って行かれてしまいました（涙） |
 金属加工でおなじみの渡辺氏の作品。少しずつ進んでいるようです 真鍮加工は鉄道模型のようで、この金属の質感が素晴らしいです |
 こちらはパンツァーグラフ誌？に掲載された邦人氏のタイガー 綿密な考証によって再現された塗装は（工作も）見事ですね |
 イギリスのM3グラント。タミヤのかアカデミーのか私にはよく分かりません（汗） 砂漠迷彩ですが、どちらかというとクールな印象の迷彩が面白い感じです |
 クギミヤ氏のノルマンディー上陸ジオラマ。立てに割った構図や波の表現、 人物や車輌の存在感など見ていてワクワクする作品でした |
 これも何かの雑誌に掲載されたのかな？羊の群れが可愛い情景作品 明るい色調の牧歌的な作品は会場の中でもなごみを与えてくれる存在です |
 シャーマン戦車に防水用の装備を施したシャーマンDD（と思う） 私には映画「史上最大の作戦」に出てきた姿が刷り込まれています |
 タミヤのチャーチル、かなり硬質で暗めの仕上がり。 汚れの感じや明度の落とし方など、参考にしたい作品です |
 これも何かの雑誌に掲載されたのでしょうかね。手前の小川にいる牛（ロバ？）、 川岸を歩く歩兵、デッキウェイの車輌と人物、ひな壇のような高低差が面白い作品です |
 台湾のモデラーさんたちもブースを構えていました。彫刻のある噴水や石畳、 配置されたフィギュアと車輌が映画の一場面のような感じを与えています |
 これも台湾の方の作品です。イタリア軍車輌を上手く使った情景です この作品は次の作品とペアになっています |
 そしてこれがペアになる作品。「50年後」という設定です 朽ち果てたイタリア戦車と砂の中から出てきた装備品が感慨深い |
 熊本のＡＦＶモデラー仲間、カーク３等陸士さんが駆けつけてくれました 静岡の地で同郷の知り合いモデラーさんがいるのは心強いですね |
 超音速旅客機が、「モヒカン」と呼ばれた昔のANAカラーをまとっています 私にとって旅客機と言えばこのグラフィックなので「おお！」と感激した作品 |
 お茶漬けジャンボ。過去にクロネコヤマトのステルス機などを出品されていた 方の作品だと思います。アイデアと塗装技術が見事にマッチしています |
 スピットファイアでもかなり後期の型だと思います。ごっつい５枚プロペラと バン！と張った主翼、そしてなんとも言えないブルーグレーの塗装が格好いいと思います |
 ライトニングはその独特な形がやっぱりイギリス機。特に銀色の機体は文句なし ハセガワ1/72は持っていますが1/48も欲しいなぁ |
 デザインセンスは流石！のイタリア機。この202は沢山展示してありましたが、 ここではその中でも色合いが濃厚なこの作品を紹介します |
 エデュアルドから発売されたアビア、これは格好いいので絶対欲しい スタンドモデルにしてモーターを仕込んでプロペラを回したいです |
 フェアリー・アルバコアという機体です。多分ソードフィッシュの後継機なんでしょう が、複葉機で魚雷を吊してどのくらいスピードが出たのか。面白いよイギリス機は |
 子供の頃、自衛隊のパレードで上空を飛び去る104の轟音とキラリと光る 機体が忘れられません。何時かは作りたいキットです |
 トラッカーはネプチューンと共に小沢さとる氏の漫画「サブマリン707」で知りました 「機関車トーマス」に出てきそうな丸っこい機首と実直そうな安心感のある機体 |
 二重反転プロペラが勇ましいワイバーン。このカラーリングも好きです キットは持っているので是非モーターを仕込んでプロペラを回したいです |
 木型からフルスクラッチされているランカスター。毎年の進行状況が楽しみ よく見ると二機分ありますが、ダムバスターも製作されているからだそうです |
 車輌やフィギュアで飛行場の一画が再現されたがらんどう氏の作品、1/72のコメート ドイツのロケット機です。こういう赤い色の機体があったんですね |
 「まだ完成してないけど・・」と仰っていたマクタロウ氏のカラス それでも丁寧な工作とユニークなフォルムは充分に分かります。完成が楽しみ |
 緻密な筆塗りでお馴染みの田中克自氏の作品。エアブラシにはない筆塗りの微妙な ムラが味わいとなっています。昨年北九州でお話を伺うことが出来ました |
 これは戦後の機体か哨戒機仕様だと思います。良いですね〜この色合いと モタッとしたフォルムがマッチしています |
 かなり大きな作品、空母翔。キットなのかスクラッチ作品なのかは不明（汗） 大きな艦船は展示すると迫力があって良いですね〜 |
 こちらもかなり大きな作品でクイーンエリザベス２世号（だったと思います） こちらは写真は図面をもとにしてスクラッチされたのではと思います |
 これはタミヤの1/350イ-400。今回もあちこちのメーカーから1/350の 艦船キットが発表されていました。取り組んでみたいスケールです |
 この青黒い潜水艦はアメリカの南北戦争時代のものでフルスクラッチ作品 人力で動いたそうですが、作戦後沈没してしまったそうです |
 こういう色鮮やかな作業車輌を見ると嬉しくなってしまいます ボートをつり上げるジオラマ仕立てで楽しい作品です |
 作業車輌をもう一つ。鮮やかなレモンイエローの、このダンプカーはかなり 大きなキットです。トラックや消防車のキットは楽しそうです。作ってみたいです |
 「スターウォーズ（A New Hope）」の一場面を再現したようなジオラマ Xウィングファイターは映画に合わせてマーキングが微妙に異なるようです |
 ここからは私が所属する「週末模型共同組合」の作品です 私以外は素晴らしい作品を作っていらっしゃる強者揃いです |
 組合長、住友たかひろ氏の作品。キングタイガーとM5軽戦車の対比が面白い 建物などジオラマの作り込みも見事でいつも憧れの眼差しで見てます |
 この朽ち果てた三号突撃砲は組合のもう一人のフロントマン、水野シゲユキ氏の作品 画像には写っていませんが、たたずむ老婆のフィギュアが秀逸でした |
 今年か組合員になったkz氏の作品。構図が格好いいですね 私はこういうビネット風の情景を作るのでも一苦労なんです |
 同じく今年から組合に参加された木戸よしひろさんの作品 氏の作品はどれも鮮やかで明るい色調で、ちょっと衝撃を受けました |
 及川新氏の1/48の作品です。戦車兵と行軍する歩兵の違いが出ていて、 ４号戦車はコーティングを施してありなかなか手が込んでいます。 |
 いつもカッチリした作品を見せてくれるＫすけ氏のチェンタウロ 模型制作に関していろいろとユニークなアイデアをお持ちのようでした |
 ぞうさんの冬季タイガージオラマ。動きのあるフィギュアが良いですね いつも宴会が楽しいのはぞうさんのおかげですね（笑） |
 ここからはおまけ。会場にやってくる自衛隊車輌が今年は４両に増えました 左から96式装輪装甲車、87式偵察警戒車、軽装甲機動車 |
 96式装輪装甲車のサイドビュー。この車輌は格好いいですね〜 タイヤは特注品なんでしょうか。スプレーで境界がぼかされた迷彩です |
 89式装甲車。装甲車と言っても戦車みたいな迫力。車体後部には数人の 自衛隊員が乗れるスペースがあります。 |
 89式装甲車の装備品アップ。スコップやオノはオリーブドラブですが、 ワイヤーは車体色（と迷彩色）でそのまま塗られています |
 89式装甲車の排気口近辺。展示前に清掃したのかあまり汚れていません 模型では当たり前のチッピングはありませんが、手が触れるところは少しツヤがあります |
 89式装甲車の予備キャタピラ。半ツヤ黒とも鉄色ともつかない色合いで、 ガイドの先端は光っています。迷彩は型紙を使ったらしいクッキリ塗り分け |
 89式装甲車はどこかに展示されていたのか、履帯も結構錆びています 模型では良くやるスプロケットやガイドの銀ハゲは、この車輌では目立ちませんでした |