第12回のテーマは、12年で干支が一回りすることにかけて「タイヤもの」でした。 タイヤものでも私には珍しいドイツものでもちょっと作ってみたい情景は あるのですが、今年はとにかく公私ともに忙しくて何も手がつけられず、 静岡ホビーショーで展示した作品をそのままもちこんだ私は ちょっと後ろめたい気分がつきまといました。
今年は展示会場が一つに戻りましたが、前回前々回で展示されていた 列車砲や潜水艦と言った巨大な作品が無く、また大きな情景作品も 無かったのでぎゅうぎゅう詰めになった印象はありませんでした。
タミヤのリニューアルマチルダが出たためか、今年は例年になく イギリスものの割合が高かったような気がしました。私もマチルダを 作りかけてはいますが、結局完成していないので刺激になりました。
来年度のテーマは寅年にちなんで「トラもの」。タイガーではなく トラ、という表現に含みを持たせてあります。
 今年の会場で目についたのはこの赤備え（あかぞろえ）という槍軍団。 正攻法で文句なしに格好いい。こういう武者のフィギュアがもっともっと プラモデルとして発売されて欲しいです。 |
 デザートシボレーとラクダの情景。ラクダは素材があるのでしょうか、 それとも自作なのでしょうか。 |
 こちらはSASジープとデザートシボレーの組み合わせ。木の根っこを 使ったベースが斬新です |
 リニューアルされたマチルダ。工場から出たてという雰囲気の くっきりした塗装。 |
 もう一台のマチルダはしっかりとウェザリングが施され、 歴戦の勇士というおもむき |
 何故かたたみが展示ベースになっているチャーチル。 これはタミヤ製で、２５ポンド砲と一緒に展示 |
 長年待ち続けたチャーチルのバリエーション。 角張った砲塔が特徴的なAFVクラブのチャーチル |
 1/48のティリー。軽トラックみたいな車体に 不釣り合いなヘッジローがついてます。重そう。 |
 グリーンの塗装が目新しいガントラクターと２５ポンド砲の連結。 最近は英軍車両に目が向いているようです。さらなる充実を願ってます。 |
 シャーマン戦車に登場する英軍兵士（と思う）。 多分これが金賞の作品だと思います |
 お馴染みのミニスケール作品。丁寧でカッチリした仕上がり。 後方は現用車両のようです。手前の兵士はトランプに夢中。 |
 ロシアのKV-1。重々しいグリーンの塗装とごつい履帯が 実に良い雰囲気。見るからに強そうで怖そう |
 こちらは更にいかついKV-2です。こちらも暗いグリーンの 塗装がドイツ兵が感じたであろう不気味さを強調しています。 |
 このシャーマンの情景は手前の地面の盛り上がり、 立ち上げ部分の表現が見事でしたね。流石です。 |
 茶系で統一された車体と瓦礫に対し、見えづらいですが しっくい壁の白と窓枠のブルーが印象的な情景作品。 |
 1/48のヴィルベルヴィントとサンダーボルトの空陸対決。 この状態だと陸の勝ち、というところでしょうか。 |
 これは1/72（ハセガワ）ですが、発売された当時はその 精密さが模型雑誌で高く評価されていました。懐かしい。 |
 展示会で見るたびに、少しずつ完成に近づいている金属模型。 鉄道模型の蒸気機関車のように、金属の質感が素晴らしいです |
 ゲストの金子辰也氏。 パンツァーグラフが若干リニューアルされましたね |
 ゲストの土居氏 先頃電撃移籍？された真相を激白（笑） |
 情景素材「紙作り」でお馴染み和光の社長さんです |
 ゲストの松井氏 TV朝日でお馴染み。今回は動く模型の展示もあってご満足の様子 |